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脂漏性皮膚炎とは

2018.2.16

脂漏性皮膚炎とは


毎日頭を洗っているのに頭がかゆい」「大きなフケが出る」という症状があらわれた場合は、脂漏性皮膚炎の可能性があります。頭以外にも顔・首・胸・背中・わきの下など皮脂の分泌が多い場所にあらわれます。また、脂漏性皮膚炎はかゆみだけではなく皮膚が赤くなったり、はがれたりするのが主な症状で、皮膚がただれたり、湿り気が多くなったりするということはありません。

特に頭皮の場合、フケのように皮膚がはがれてくるため、頭の汚れが充分に落ちていないと勘違いをし、洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎてしまうことがあります。多くの方が頭から出るフケは、病気だとわからずそのまま放置する人も多い病気です。しかし、放置しても一度かかってしまうとなかなか治りません。そのため、長い間フケやかゆみをそのままにしているという方も大勢います。さらに、脂漏性皮膚炎は、髪が抜けやすくなることもわかっており、薄毛の原因になるともいわれています。

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎の原因は皮脂の過剰分泌です。皮脂や汗などが多いとマラセチア菌というカビの一種が異常に繁殖してしまいかゆみやフケなどの症状を起こします。マラセチア菌とは、人間の皮膚にすみついている常在菌の一種で、皮脂や湿気の多い場所を好みます。

通常、人間の頭皮は普通肌・脂性肌・乾燥肌の3つにわかれています。この中の脂性肌といわれる方は注意が必要です。脂性肌とは、頭皮が脂っぽくべたべたしている、髪の毛がべたついてボリュームが出ないという方です。また、脂漏性皮膚炎の男女比は2:1と男性に多いといわれています。特に多いのが、30代から50代の壮年期の男性に多いです。

また、洗いすぎも頭皮を乾燥させてしまう原因です。このような場合は乾燥による一次刺激性接触皮膚炎の可能性も考えられます。自分で脂漏性皮膚炎と判断し、抗菌作用のあるシャンプーを使うと皮膚のかゆみが悪化することがあります。

このような理由から、素人では判断が難しいので、かゆみやフケが治まらないという方は、皮膚科を受診しましょう。

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