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膣カンジダの治し方

2018.3.2


デリケートゾーンにかゆみやヒリヒリとした痛みが出たとき、どのような治し方があるか知っていますか?最近では、ドラッグストアで膣カンジダの薬が販売されていますが、病院で膣カンジダという診断を受けたことがない人は購入することができません。また、膣カンジダ以外にもかゆみがでる病気もあります。自分で間違った薬を使うことで悪化することもあるので注意が必要です。
今回は、病院に行く前にどのような治し方があるのか、また日頃から気を付けたいことなどを紹介していきます。

膣カンジダにはどのような治し方がある?

膣カンジダは女性の約20%が経験する女性特有の病気です。病院で膣カンジダと診断されたら、抗真菌剤が入った薬で治療をおこないます。病院では、膣洗浄や抗真菌剤の内服薬や膣座薬・軟膏・クリームを使います。通常であれば、1~2週間で症状は改善します。

しかし、膣カンジダは治療をして治ったとしても、再発しやすい病気です。1年以内に2回以上発症膣カンジダ経験者は約4割いると言われています。体力が低下したときやホルモンバランスの乱れたときに起こります。また、抗生物質をよく服用する人も起こりやすいです。膣カンジダを再発しないようにするためには、日頃の生活習慣やデリケートゾーンを清潔に保つことが必要です。

膣カンジダは自然治癒することがある?

膣カンジダと診断された場合でも、症状が軽ければ自然治癒することがあります。体調が戻ると同時に膣カンジダが治ることもあります。そもそもカンジダ菌は体の中にある常在菌のひとつなので、カンジダ菌自体があるのは問題がありません。
ただし、かゆみがひどい・おりものが多い場合は放置すると悪化することがあります。まだ症状が軽いからといって放置すると悪化することもあるので、できるだけ病院を受診するようにしましょう。

膣カンジダに似た病気にはどのようなものがある?

デリケートゾーンに強いかゆみがある、白い豆腐のカスのようなおりものが出る場合は、まず病院を受診しましょう。このような症状は、膣カンジダ以外の病気の場合もあります。

膣カンジダ以外に考えられる病気

外因掻痒症

自律神経の乱れにおこる症状です。ストレスやホルモンバランスの乱れが自律神経に伝わり、かゆみを感じます。このほかにも、糖尿病や肝機能障害などが原因でおこる場合もあります。

性器ヘルペス

性交渉などで感染する病気です。はじめは外陰部に痛みを感じます。その後2日から7日ほどで水泡ができ、つぶれて潰瘍になります。排尿時や歩くだけでも強い痛みを感じることもあります。

クラミジア感染症

性交渉などで感染し、性病の中でももっとも多い病気です。感染後1ヶ月以降に発症します。お腹が少し張ったり、おりものが多くなったりします。自覚症状がない人が多く、そのまま悪化することが多いです。

トリコモナス膣炎

性交渉などで感染する病気で、寄生虫に感染して発症します。黄色から黄緑色の泡だったようなおりものが増えます。また膿のようなきつい臭いがします。激しいかゆみやただれなども現れることもあります。

萎縮性膣炎

閉経をした更年期以降の女性に多く、膣が少しずつ萎縮することが原因で起こる病気です。かゆみや濃い黄色のおりものや出血してピンクのおりものが出ることもあります。またきつい臭いがすることもあります。

膣カンジダにならないようにするには

膣カンジダにならないようにするには、普段の生活を見直すことが大切です。膣カンジダが再発しないように以下のようなことに気を付けておきましょう。

デリケートゾーンを清潔にする

膣カンジダにならないようにするには、日ごろの手入れが大切です。特にデリケートゾーンは蒸れやすく、カビが繁殖しやすい環境になっています。カンジダ菌が繁殖しないようにするには、デリケートゾーンを洗うことが大切です。しかし、石鹸やボディーソープで洗いすぎてしまうと、膣の自浄作用のあるデーデルライン桿菌という菌がなくなってしまいます。この菌がなくなってしまうと、細菌などに感染しやすくなります。そのためデリケートゾーンをきれいに洗うためには、膣カンジダに効果のある専用のボディーソープを使うことが大切です。

生活習慣をととのえる

膣カンジダは、免疫力が落ちたときに感染しやすい病気です。バランスのよい食事や、睡眠時間の確保などを普段から気を付けておきましょう。また過度のストレスや疲れも膣カンジダを引き起こします。
食事は、ヨーグルトや納豆など乳酸菌の含む食べ物を積極的にとるようにしましょう。またポリフェノールを含む野菜やワインなどもおすすめです。

通気性のよい下着を身に着ける

デリケートゾーンを清潔に保つためには、蒸れないようにすることが大切です。アクリルやポリエステルなど化学繊維の下着は、通気性が悪くなります。絹や綿などの通気性のよい下着をつけるようにしましょう。絹や綿の下着は、肌触りもよく汗や蒸れを解消してくれます。また、きついサイズの下着をつけると、下着の中が蒸れてしまい菌が繁殖しやすくなります。できるだけ、サイズにゆとりのある下着をつけるようにしましょう。

膣カンジダと診断されたら、普段の生活習慣から改善を

デリケートゾーンに痛みやかゆみを感じたらまずは病院を受診しましょう。膣カンジダは免疫力が落ちたときに再発しやすい病気です。普段からデリケートゾーン専用のボディーソープで清潔にし、洗いすぎないようにこころがけましょう。また、カンジダ菌が繁殖しないように通気性のよい環境にすることも必要です。一度、病院で膣カンジダと診断された方は、再発しないように普段から生活習慣の改善をこころがけておきましょう。

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