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脂漏性皮膚炎で使用できる市販薬とは

2018.8.3

脂漏性皮膚炎と診断されたけれど、ステロイドは使いたくないので市販薬を使ってみたいという方いるでしょう。実は脂漏性皮膚炎の治療に漢方薬を使用することがあります。ただし、漢方薬は西洋薬のように病気を治療するのではなく、体全体の体質を変え、病気を治療することを目標としていますが、脂漏性皮膚炎の場合、部分的な治療にも効果があるといわれています。病院に行ったけれどなかなか治らないという方のために、今回は脂漏性皮膚炎に使用される漢方薬について紹介します。

脂漏性皮膚炎に使われる漢方薬

病院でステロイドを使って一時的に治ったものの、使用を止めると症状が戻るという方も結構いるようです。そのような方におすすめなのが漢方薬です。今回紹介する漢方薬は、脂漏性皮膚炎に使われている薬の一部です。これから漢方薬を使用する方は、市販薬も販売されていますが、漢方に詳しい医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

十味敗毒湯

脂漏性皮膚炎の治療で最初に使用されることが多い漢方薬です。
適応:体力が中程度以上で、皮膚が赤くなったり、化膿したりする方に向いている。
幅広い皮膚病に使われる漢方薬で、化膿性皮膚疾患、急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹、皮膚炎、水虫などにも効果があります。

黄連解毒湯

赤みが強いときに使用される漢方薬です。
適応:体力が中程度以上で、顔色が赤く、のぼせぎみで、イライラしている方に向いている。とくに赤みが強いときに十味敗毒湯と一緒に併用される薬で、急性期の症状に向いています。

温清飲

炎症が慢性化したときに使用される漢方薬です。
適応:体力が中程度で皮膚がかさつき、色つやが悪くのぼせる方に向いている。
温清飲は、肌が暗赤色で皮膚が乾燥し、うろこ状の屑が出るなど慢性期の症状に向いています。

漢方薬を飲む前に専門家に相談を

漢方の考え方は、漢方薬を服用すると同時に食べ物や生活習慣を正すことを重視しています。また、漢方薬はドラッグストアで購入することもできますが、他の薬を飲んでいる人は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。飲み合わせによっては、薬の効果を強くしたり、弱くしたりすることがあります。体質から改善したいという方は、漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。

(参照:漢方薬が奏効した脂漏性皮膚炎の5症例
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/60/2/60_2_155/_pdf)
Derma

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